芦別物語

1973社内時報04

■社内時報1973(S48)長谷川繁 by nisityu-tyutai?
芦別立坑
春夏秋冬四季とりどりの色に映ゆる立坑の「やぐら」 もすっかり雪化粧して三井のマークと芦別立坑との 文字もあざやかに正月を迎える. 全山炭がここから揚炭され車に積まれてそれぞれ のお得意先に出発する起点でもあり芦別名物の 一つでもある。

新年会
職場ごとの新年宴会は結構盛んである。これも長い 慣例からであろうが乾杯バンザイ後一群二群と連 れだって雪道も狭しと千鳥足で高声を発しながら 夜ふけまで上司宅を渡り歩く威勢のいい姿は逐年減 ってはいるがいまだその名残りは留めている。 三北商事のアルコール類の売れ行きは日本酒が次 第に下降し正中はまあまあでウィスキーが断然伸 びていると言う. 家族新年会もにざやかだ。家事の余暇にけい古した のであろう演技力も抜群で傑作が非常に多い.常日 頃.奥ゆかしいみなさんがそろってこの日ぱかリは 無礼講のよう。出番毎に大拍手大かっさいを、ふんだ んに浴びては感激いっぱいの一日を味わっている。 歌あり踊り劇あり爆笑スリルしぴれる一 コマ等もあって演ずる人、見る人が一堂に解けて 親ぽくには大きな効果があるという。
家族新年会親睦スキー 雪国冬のだいご味はやっぱリスキーと言えるだろう。 ここでは滑る場所には不自由しない。至る所スキー 場の感がある。 クラブのローンは初心者向きで本州よりの転勤者 等は最初ここでけい古しているが、ぐんぐんと上達し て2・3年後には我々道産子も顔負けする程だ。 当所中の丘にはスキーリフトもあリシーズン中は老 若男女で一杯だ。 近くには国設芦別スキー場、北の峰国際級スキー場 等もあり正月はいずれも大にぎわいを呈している. 昨年は冬季札幌オリンピックの開催で当所の幹部 も準備期間中よリ組織委員会に出向したりして正月 もオリンピックムードで包まれた。 小生の生がいには再び訪れないであろうあの大会に は機会を得て観覧することか出来た。選抜された世界 選手の優雅で勇壮なわざにこの目で接して感動的だった 今なお興奮さめやらず満足感に浸っている。 豆スキーヤーの多いこのヤマから今後、笠谷級の 第2、第3選手が誕生するのが楽しみだ。 最近は自家用車族かめっきり増えて正月休み利用 してスキーに温泉に家族同伴遠出旅行するのが多 くなった。
スキー大回転スケート 各学校の校庭にはPTAの脇力もあって特設リン クが造成される.スピードフィギャー等前進後退左 有白在な軽快な滑リは見る人を喜ぱせ当人もよい運 動で汗を流すと言う。ツララ 軒先に太く又細く長く群れ下るツララは北国独特の ものであろう。自然の造形とはいえ見事なものだ。 渋い銀色の肌ポトポト音して落ちる滴に陽が映えてき らめく。氷の精が宿るがごとく「鐘乳石」にも似て神 秘的である

立坑のツララ

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