芦別物語

1973社内時報03

■社内時報1973(S48)長谷川繁 by nisityu-tyutai?
元日
「一年の計は元旦にあり」新しい希望と期待とで若 水をくみ雑煮モチも食べる。 二坑神社境内では昨年暮れ炭坑の仲間16名で,誕生 した「塊鉱黒獅子」が坑内の安全と社運の隆盛と を祈願して舞が奉納される。勇壮なものである。 炭住街を練り歩く際はみんなから愛され声援を 受けてとても評判がよい。

奉納魂鉱黒獅子(山内茂氏撮影) 正月の炭住
積雪1~2mの雪に埋れた社宅に届けられる年賀状 は待遠しい。久方ぶりのなつかしい近況の便りに悲 喜交々の往時をしのぱせて義理と人情とに厚いヤマ の人達にさらに一層の親交を深めさせるものである。

一坑地区雪の炭住街仕事始め
正月3日は初出勤である。よそ行きの服装で所長の 訓示を受けたり新年のあいさつ「明けましておめで とう………」とやる気は充分である. 1973年本年も“がん張らなくっちゃ”鉱業所の事務所 玄関前に掲揚される「日の丸」と「三井社旗」とも 装い新たに躍進の新年を迎える。ヤマの象徴「坑内員像」 坑内帽にキャップランプでがっぢりスクラムを組み、 希望と団結とを表現した姿も今はスッポリ雪帽子を かぶり北国の寒空に雄々しく堪えて行く根性を象微 している。

ヤマの象徴坑内員像

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