芦別物語

髭が濃い

髭は濃いほうだ。若い頃から人に言われてああそうかな、と思っていた。
自覚はあまり無かった。髭が似合うわけでもないし、どちらか言うとベビーフェイス?のせいか気にもしなかった。

それが50代になって益々濃くなってくると、手触りが気になり始めた。
シェーバーはずっとドイツのB社製。国産品は切れないと思い込んでいた。実際何台か試したがB社の足元にも及ばないと感じていた。
回転式は外刃が厚く深剃りに向かないし、往復式ではB社の切れ味と滑らかさが一番と思い込んできた。
ところが水洗いという機能が付加されてから状況が変わった。

網刃の形状が大きくなり、そのために滑らかさが失われ夏場の汗の中では引っかかりスムーズに切れなくなった。
B社の後退と写った。自分の髭は進歩し?髭剃りが後退では話にならない。
ついにかねてより狙っていた国産のリニアモーターに変更した。

ファイル 166-1.jpg

結果。呆れるほどよく剃れる。
まるで剃刀で剃っているみたいに反応する。

反応と書いたけれど、リニアは振動が細かいせいか、髭を剃る感触反応が音と共に伝わってくる。
どこが剃れてどこがまだ残っているか音と振動で分かる。

B社は凄まじく本体全体が振動し、白蝋病になるんじゃないか、と言うくらいに指先が震え、とても剃り味の反応を確かめるどころじゃない。手で持っているだけで精一杯。

これはとても重要な事。毎回鏡に大写しで朝の貴重な時間を失うわけにいかない。
何となく手触りだけで髭を剃る事が多いから。

かくしてリニア様、PA社様と相成った。多分日本のシェーバー作りは世界一だろう。それも大差で。
このものすごい技術を持つ国が対輸出で大赤字となっている。
なんてこと・・。

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