芦別物語

続・カンレキブルー

還暦が自分にとって一体何を意味するのか、それが人生において終着点であるように思われるのは何故だろう?
と考えているうちに1年が通り過ぎた。

まるで常磐線の終点は上野駅でそこで自分は一体何をすべきか、
この場所が多くの人にとってどのような意味があるのか
などと考えているうちに終点は品川まで延長されていて通り過ぎちゃった。のと同じである。

間の抜けた話ではある。

還暦はただの通過点ではない。人生ご苦労様の一つのゴールなのだ。
シームレスで時は走り続けるけど、人は何処かで青春の熱き時代のゴール、終着点を決めなくてはならないと思う。
たとえその結果が望んだものと大きく違っていても・・。

それが多分還暦なのだと思えるようになった。

年賀状に頂に立つ原初の山羊の絵を描いた。
その先はずっと続き、細く険しい道は相変わらず続いている。
でもでも、ここは一つのオアシスでありゴールなのだ。
何せ脇目も振らず?に走り続けて来たのだから。

今年で事務所は法人にして20年目を迎えた。
他の人にとって只の20という数字に過ぎなくても我々にとっては巨石よりも重い時の流れが横たわっている。

法人化して最初にお願いした税理士さんが言ってた。
法人登記は多いけれど10年後に実体があるのは2割だけです、と。

ファイル 243-1.jpg

この場所に立っている。生きて最初の記念すべきゴールに辿り付けた。
それが走者にとっての還暦のもつ感慨なのだろう。

この場所は清清しく気持ちが良い高原だ。
空気は澄み、とりあえずここで見回してご覧、と言われているみたいだ。

この先もトロットで走りぬけよう。
落下を恐れぬ山羊のように。

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