芦別物語

第2創業期

今日もまた、dia建設の倒産。建設と名がついても立派なディベロッパー。
かつては土地の入札で熾烈な戦いを演じ、やっとこさこちとらの雇い主が買ってくれた物件の競争相手でもある。
一時は危なくなったが無事再生し、今でも上場企業のはずだったが・・。
年末さらなる波が来るのだろう。もう死屍累々どころか、後ろにも前にも・・。

まあ、言わない事にしよう。と思いつつも不動産業界とは関わりの長い私め。
内情は手に取るように分かる。そして手に手を取って倒れつつある建設設計業界。

もう15年もやってれば、過去にしがみつく理由も無い。
実績は作ったのだから、さっさと次の時代に向けて準備する。
というほど生易しい物でもなく、後先考えぬ急展開。一気にカーブを曲がってみせる。

今は企業の寿命が働く人の労働寿命に比べて著しく短くなっている。
こんな時代はかつて無かったと誰かが言っていた。
もうすぐ、企業は10年しか保たない時代になる。我々は一生で何度も違った側面を持って生きざるを得なくなる。
最も古い職業の一つ、建築とその設計も同じ事。

さらばさらば、と日々別れを告げる。
かつての安住の地は根底から消え去る。まだ土地の底にしがみついてる人も多いけれど、
私は真のマネージメントを目指して、第2の創業を驀進中。
儲からなければ企業の意味が無い。儲かってこそ、発言する権利も生まれる。

奇麗事じゃないんだよ、とも言えず、しっかり根幹の建築は外さないけれど、
衰退期にあるこの弱弱しい従来の建築設計にしがみつくほど愚かでもない。

大体、不動産業ごときに運命を握られ、共倒れするなんぞ愚の骨頂。
彼ら無しでも一人立ちできるシステムの構築。
あ~時間がかかるぜ。それはそれ、未だ先の光。

私は今を固める。足の立てる今という場所を創る。
それが第2創業期。
ほんの少数の上場企業に仕え、命の元を握られるなんぞもう真っ平。
これじゃ、普通の会社員とさほど変わらない。
自由を求めて独立したのに知らず知らずに自由を売って、大手に安定を買ってもらっていた。
そして言いなりだ。
これからは少数の大手、ではなく多数の小手?の時代だ。
リスク分散。発言力増大。そして何より大手に制御されていた売り上げ高のリミットを外す。

設計者は長い時間をかけて建築家となる。でもそれはもう捨てて、マネージメントの雄となる。
誰も教えてくれなかった事。指を指した方向に少しずつ世界も動き始めている。
業界の長老となり、尊敬を得て老後に入る。という構図はもう何処にも無い。
来るべき10年毎の大変化に常に先手を打たなければ生きていけない。

少しだけ休めるはずだったこの1年は修羅場に変わった。
今も過去との争いは続き、私から夜を奪っている。でも必ず勝つ。
巨大な過去の亡霊と決別する。それまで消えるなよ、一部上場の亡霊よ。
向こうにとって小さくても、決して忘れる事の出来ない強烈な勝利を収めてやる。

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