芦別物語

氷の下

ついにやってしもうた。
絶対のスピードと正確無比を誇る、私の計画案が
狂ってしまった。
通常の3倍のスピードでやったのが悪かったのか。
元々通常でも、人の3倍のスピードなのだ。
限界を超えていたのだろう。
見事にスピード出しすぎのオーバーラン。
施主に迷惑をかけてしまった。

ここのところ、小さな災いが間断なく突き刺さる。
まるで氷山の下にいて、上から成長し落ちてくる氷の柱を
毎日かわしているような気分だ。

ほとんど休み無く氷の柱は襲ってくる。
たいした事じゃないさ。最初はそう思ってもいた。
今や現実の災難は降る事をやめようとしない。

冷たく青い光の中で、どこまでも泳ぎ続けようとしてる。
考えを変えよう。この巨大な氷の上は美しい光の海だ。
ここにいる限りは氷は成長をやめない。
これは私が作り出した心の中の負の塊だ。

上に上がろう、太陽のあるところに。
プレイス・イン・ザサン。太陽を心の中に導きいれよう。
それ以外にないぜ、このドウシヨウモナイ危機を乗り越えるのは。

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