芦別物語

夢:石炭の山に捕らわれて

目の前にトラックから吐き出された石炭がゴロゴロと岩のように落ちてくる。
見ると、周囲は石炭の山だ。10m以上積まれた黒い山の谷間にいる。逃げ道が無い。
天井がついている。巨大石炭庫だ。
相棒が一人いる。まだ小さな男の子だ。
二人で手分けして逃げ道を探すが見つからない。

端を削っていた男の子が声を上げる。
小さな裂け目が出来た、と。そこから僅かに外の廊下のような部分が上に見える。
白い熊が横切った。
ぞっとするが続いておばあさんの顔が見える。

私の傘を返しておくれ。そう言ってる。
なんじゃこのばあさん、と思い周囲を見ると白いビニール傘が石炭に突き刺さっている。

良く探すと足元に古い傘が固まって置いてある。
傘が少し変だ。
柄のところが針金を加工し、リング状になり足掛かりのように見える。

そうか、ここに落ちた人間はこの傘を使って上に脱出したのだ、
このお婆さんは、それを教える為に、と思いもう一度見上げると
お婆さんはじっと待ってる。
横の白熊に見えた動物は大きな白い犬だった。

足を掛ける。うまくこれで上れるだろうか。

・・・そこで目が醒めた。

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