芦別物語

古い物は

どんどん捨てる。これ我が家の家訓。
それでいながら「失われた故郷三井芦別」なぞやってる・・・。

親父などは必要なものまで捨ててしまい、
時にはお袋の大事な人からの預かり物まで捨ててしまい
何日も口を聞いてもらえなかった、そうな。

私の自宅の個人部屋は5畳くらいの細長い部屋。
奥様の個室(私が捨て猫部屋と名づけた)のお隣。
マンションの北側、ちなみに晴れると筑波山まで良く見える。
そこに子供時代からの品物が納められている。

といってもさすがに小中学校時代のものはアルバムくらいしか無い。

メディアは変わり続け、正月にやっと8mmビデオをDVDにダビングし終えた。
これを機に、ベータビデオテープをダンボール1箱分捨てた。
意外な事に「燃えるゴミ」扱い。奥様に頼んで少量ずつ可燃ごみに混ぜてもらった。
勿論ゴミ収集所まで持ってくのは私の役目。

10年間悩みの種だった。
それだけではない。当然ベータの数倍のVHSテープがある。
オーディオテープはあらかた捨ててしまった。
8mmビデオももう用済みだ。

これからはDVDか?これももう既にブルーレイ等で規格が変わり始めている。

本棚に僅かに残ったレコードアルバムだけは捨てない。
といっても実家に預けっぱなしだった大事な青春のアルバムは親父が
独断で全部捨てた・・・。今やうん万円もする貴重なアルバムもあったのに
親父には全てがゴミと見えたのだろう。
然るべきところに持っていけばな~~と思っても遅い。

井上揚水、よしだたくろう、ブルーススプリングティーン、山口百恵もあった。
最近良く見るのがよしだたくろう。
http://broadband.biglobe.ne.jp/program/index_yoshidatakuro.html

一体あの熱い時代は何だったのだろう?と思うのは私一人ではない。
過去は振り返りたくない。
それでも熱すぎたのに、不完全燃焼だったと思える青春は
どこで折り合いをつけて生きていくのだろう。

今も赤い夏が燃え続けているけれど、確かに青い春ほどは
熱くも無い。情熱だけは一生衰える事は無い、
と思っていたけれど、動かない壁を目の前にして
少しずつ、自分が壁になっていくのを感じる。

固まったら終わりだ、という危機感と
何も進化しない日々が心地よく感じはじめてる。
捨てなくちゃ、捨てれば空いたスペースに詰め込む新しいものを
また生産し始めるのだろう。
それが人生にとって意味のある物となりますように・・・。

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