芦別物語

光る河

夢を見た。
原っぱに寝そべっている。
うとうとしている内に目が醒める。ここが河の近くだったことを思い出す。
首だけ起こして遠くを見ると、かすかに川面が見えている。
随分遠くだな、そう思っているうちにまた眠った。

次に目覚めた時には、何と川が近くになっていた。
こんな事があるのか?と思いつつもまた眠った。

子供達の声で目覚める。3度目。何と川原で寝ていた。
周りでは家族連れが楽しそうに遊び、遠い反対側の川岸にも人が集まっている。

こりゃ起きなきゃ。体を起こし川に向かって歩く。
水際で体を浮かせる。体が軽くなり3m位浮き上がる。
そのまま川面を滑るように飛んでいく。
ものすごく気持ちがいい。

川は空を映して真っ青。細かな小波に光が反射して、きらきらと光り続ける。
反対側まで飛び、さらに遊んでいる人の上を飛ぶ。

こんな気分になったのは久しぶりだ。
どこまでも目に写る世界が美しい。

一度川原に下りる。下りたら、向こう岸がやけに遠い。
300mくらいありそう。戻れるだろうか?
何時もならもうこの飛距離は無理だ。

不安になるが、大丈夫戻れる、と声が聞こえる。
思い切って、体を浮かす。妙に体が緊張し変な飛行体制になるが
ちゃんと飛んでいる。
ぐんぐん飛び続け、元来た側の遊園地の斜面に着陸する。誰かが待っている。

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海や洪水大波はいつも大きな仕事の前触れとして出現する。
滑らかな光る河は満々と豊かな水をたたえている。
底は深くはないけれど、弛まぬ流れだ。

これは今後の何を意味するのだろう?

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