芦別物語

不良債権回収終了!

争いごとが終了した。
これで3度目だ。普通の人なら一生に一度も無いのだろう。
しかし会社としては争わなければならない時がある。
ましてや、相手が勝手に建設を中止しておいて、設計監理報酬の残金を払わないのであれば。

終わったのだけれどすっきりしない。
徒労、という言葉が体全体にのしかかる。
勝つには勝ったけれど、かろうじて、という感じ。

作戦もまずかった。量と力だけで一気に押せるはずが、
逆に責められた。なんで?反省の日々。
憎しみと怒りのパワーを駆り立てなければ裁判には勝てない。

でもそれは自己を傷つけ、日々を引き裂き、黒い奈落へと誘うパワーだ。
さっさと終わらせなければ、その思い強く、勝利よりも優先した。

兎にも角にも、1年半に及んだ不良債権の回収業務は終了した。
回収率は僅か1/10! 友人の会社では遠い過去のこととして処理済みで
私一人が取り残されたような感じだった。
後ろ向きの作業はとっとと終えねば、前には進めないよ、誰かがそう言う。

終わった瞬間に電話が鳴る。
新しい仕事だ。封印が解けたのだ。

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