芦別物語

不動産バブルは

確か丁度2年前に爆発し、昨年余波で破綻する企業が続出。
もう終わったと思っていた不動産バブル崩壊。

今朝の新聞でanabukiの破綻を知る。
2年前のあの時に他社が一斉に手を引き、凍結し一転売りに転じた時に、
数少なく買いに走った企業だ。

設計施工おまけに販売までする一貫企業なのでコンタクトはとらなかった。
優良企業と自ら謳っていた。

他社がすっかり整理されて中堅企業の多くが消滅し、生まれ変わり
さあこれからだ、と言ってる矢先に、やっぱり逆向きに走ってしまった。

ほんの一部の中堅ではマンションの新規開発を再開している。
大手財閥系以外では数えるほどだけれど。

そこの担当者から初めて企画依頼を受けた。この手の依頼は2年ぶり。
さあ、またやろうぜ!とはいかない。
こちらには深い深い傷がある。信頼を裏切られた、守ってもらうべき時期に
逆に傷つけられた。恨み節。
多くの企業系設計事務所が抱えているジレンマ。

もう分譲マンション設計開発から手を引きたいのだ。
でも経済状況と新規開発の遅れがそれを許してくれそうも無い。

帰りたくない家にしぶしぶ戻るようなもの。

先方とやり取りしているうちに、調子の良い担当者を強く叱ってしまった。
ああもう来ないだろうな。

彼らがみそぎでもしてくれるんだろうか。
日本のどうしようもない必要悪。不動産業。
それに頼る我々。
新しい個々の民間企業への顧客転換はまだ始まったばかりなのだ。

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