芦別物語

上野公園のKERA

ようやく仕事のペースが落ち着いてきた。
ほっとしていつもの散歩コース。
両大師から科学博物館のでっかいクジラの模型の前を通り
噴水池にたどり着く。
ふきあがる水の束に心が躍り、緑の藻に浮かぶ水泡に目を奪われる。

ああ秋が来た。スタバに目をやるといつものように外まで行列。
地元の私が一度も入れないなんて・・。
スタバの横の広場で何やら人だかり。いつもの大道芸。
何気なく覗き、いつでも帰れる心の準備。
ところが・・。
KERAという名の長茶髪の男の語り口に人生を感じた。
そんなにむき出しで話すのかい?
普段はプロのTDLダンサーだけど、食えないので大道芸をしてる。
美味しいものを食べたい、もっと子供に見て欲しい。
言葉には誠実さと切実さが溢れる。

見てやろうじゃない。
ほどなく始まるダンスパフォーマンス。
上野公園大道芸レベルは1分と見ていられない、が持論の私。

・・最後まで見てしまった。KERAの人生を見てるみたいだった。
生まれて初めて上向きの帽子に金を入れる。

終わってからスタバの方を見ると奇跡のように人が並んでいない。
目を奪われた客が並ぶのを止めて見に来てたみたいだ。

また見たいよKERA。

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