芦別物語

ファーストトライ

ここのところ夜更かしになった。
といっても午前1時程度だけれど。奥様に言わせると夜更かしには入らないらしい。
寝る前にyoutubeで見た曲を聞く。
最近はほぼ毎日フラワーカンパニーの深夜高速。斉藤和義から辿り付いた。
http://www.youtube.com/watch?v=F1GMlhvw170&feature=related

ブルーススプリングティーンのライブ曲、ザリバーにライブの雰囲気が似てる。

これを聞くと眠れなくなる。
軽い興奮状態。おじさんがそんな事ありえないと思うけれど、歌ってるグループもそんなに若くない。

青臭いと思わなくも無い。けれどこれだけ全身全霊をこめて歌われると引き込まれざる得ない。
自分の遣り残した事、置いてきた事を痛烈に思い起こさせるからかな。
youtubeの曲のコメント欄を読む。
解釈は自由だろうけど、私はファーストトライの曲だと思う。
自分で作った言葉だけれど、人生にはその人の全存在証明をかけた出来事がある。
何年も何十年も掛かること。
信じ続けて走り続けてようやく手に入る事。
ファーストラブのように心高鳴る経験。

その過程を歌った曲だと感じた。
若い時には得られない事、20代で得られる人は稀。
孤独のリンゴをかじり続けて年を経てようやく手が届く事。
それなしには人生の意味はゼロだとまで感じさせてしまうこと。

この人生の奥深いところはようやくファーストトライを達成しても
その次も次も求めてしまうこと。

だから楽しい。
心の全てをかけて走る生き方は間違いじゃない。
そしてそれだけでは目標には到達できない。

同年代でまだ旅の途中です、という顔をした友を見ると
殴りたくなる。
走ることを諦めた連中がそういう顔をする。
嘘をつけ、君のスタート地点はもう戻れない遠い過去だと言いたくなる。

今日も聞くだろう、この曲を。
そして眠りが浅くなる。次のトライを捜して心が彷徨うから。

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